世界の皆様、埼玉からこんにちは。Captain Tabbyです。

年末ですねぇ。お忙しくしてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
Captain Tabbyも無意味にドタバタ過ごしております。年度末でもないんだから何でもかんでも年内に終わらせようとかもうやめればいいのにー。ただでさえ寒くて肩凝っちゃうのに、ますますひどくなりますよ。

そんなこんなで日も暮れたし、明日も朝早いし、お風呂入って早く寝ないと……でも寒い……お風呂場寒い……あったかくて大きいお風呂に入りたい……

そんな時は……温泉ですよ!

 

というわけで、晩ごはんを食べながらの唐突な思いつきにより温泉に行くことにしました。
だって寒いんだもん。

でも行先はお手軽すぎる近所のスーパー銭湯じゃないですよ。気分の出る『the温泉』に行っちゃいます。

 

だって、埼玉には晩ごはんを食べた後の20時に家を出ても辿り着ける炭酸水素塩泉、美肌の湯があるんだもん~

 

皆様、温泉のph値は高め、低め、どちらがお好きですか?
Captain Tabbyは高め、アルカリ性のとぅるんとぅるん温泉が好きです。ph値が低い酸性の温泉肌がピリピリしてちょっと苦手ですね~。

アルカリ性の温泉、酸性の温泉の違いは、お湯に入った時の感触、刺激の種類が異なるというだけではありません。肌が温泉に触れて起こる化学反応が異なるそうです。アルカリ性の温泉は肌の表面にある余計な油分を落とすせっけん効果を、酸性の温泉は肌の表面にある余計なたんぱく質=古い角質を落とすピーリング剤効果を持っているんですって。
なので、乾燥肌の人は弱酸性~中性の温泉を、お顔のべたつきが気になるタイプの方はアルカリ性の温泉を選ぶと良いそうです。

ちなみにワタクシ、自他ともに認める乾燥肌でバンドエイドにもかぶれる敏感肌でもあるのですが……温泉は入って気持ちいいアルカリ性が好き……! だって、 とぅるんとぅるんが好きなんだもん~。ピリピリよりとぅるんとぅるんだよ~。

(私のように我が儘な輩は、温泉から出るときにしっかり真湯=温泉でないお湯温泉成分を流して出るといいそうです。温泉成分もったいない~とか言って流さないと、逆に肌荒れの原因になったりするのでご注意を!)

 

星音の湯ロゴ

星音の湯ロゴ

そしてそして。

今回行った温泉はまさしく、そんな私好みの炭酸水素塩泉、秩父市の秩父吉田温泉、『星音の湯(せいねのゆ)』。

ph値9.01のアルカリ性温泉ちゃんです!

海水がph8.0~8.5だから、かなりの強さですよね。ちなみに、日本一の強アルカリ性温泉は長野県の白馬八方温泉でph11.3だそう。もうここまで来るとお湯の中で足が滑るくらいぬるぬるなんじゃないでしょうか……

 

そんな良い泉質を持った『星音の湯』ですが、こちらは立ち寄り湯専門10:00~23:00までスーパー銭湯の価格で入湯できるんです。

『星音の湯』入館料は10:00~17:00の入館大人(中学生以上)930円、小人(3才~小学生)630円。しかもこの価格、バスタオル、フェイスタオル、館内着のレンタルがついてます。館内着を着ればお風呂とレストランやうたた寝処、図書館などの館内施設を気軽に行き来できるので、入館料を一度払えば一日中温泉に入ってゴロゴロダラダラ出来ちゃうわけですね。一般的なスーパー銭湯がタオルなどの貸し出しなしで700円前後ですから、もう泉質関係なしでもお得ですよ!

でもでも、私は昼間より断然17:00以降の入館をおすすめします。

17:00以降の入館バスタオル、フェイスタオルのレンタル付き(館内着はなし)大人730円、小人430円、天気が良ければ『星音の湯』の名の通り、秩父の星空付きで温泉に入れるんです~。

 

そもそも秩父って休日になると結構混雑してるんですよね。『あの花』とか『阿佐美冷蔵』とか『長瀞ライン下り』とか『林家たい平さん』とか……そんなこんなで夏なんか大渋滞です。

それが、日暮れて夜になるともう静か。道路もお風呂も昼間よりずっと空いてるし、なにより星を見ながらゆっくり温泉に浸かってお肌をとぅるんとぅるんにする贅沢……たまらんですよ!

そんな『星音の湯』、さいたま市付近からなら20時出発で十分入りに行けちゃいます。高速を使えばさらに余裕。

 

星音の湯、入り口

星音の湯、入り口

はい、ご到着~。

この日も20時過ぎの出発で22時の最終受付に十分間に合いました。

この時間になると自家用車以外の移動方法がなくなりますが、昼間でも2人以上で行くなら高速代の方が電車賃より安いですからね~。移動時間もさして変わりません。

そもそもこんな思いつきで夜中に行動しても入りに行けちゃう美肌の湯があるなんて、埼玉バンザイじゃないですか?

 

星音の湯、外観

星音の湯、外観

そして風情ある入り口をくぐるとこんな感じ。

『星音の湯』、夜は星を邪魔しない程度の静かなライトアップでゆったりした気持ちにさせてくれます。近所のスーパー銭湯のような元気な感じとは違う、ゆっくりリラックスできそうな雰囲気ですよね。

温泉なので当然内部の画像はないのですが、お風呂の中も浴場、洗い場ともに、この画像同様、目が慣れてこないと少し暗めに感じるくらいの落とした照明ひたすら癒しの空間になっています。

Captain Tabbyは自宅のお風呂も電気を消して湯船に浸かるのが好きなので、『星音の湯』のこの演出はすごく好きです。

しかも、『星音の湯』は洗い場が衝立でひとつひとつ仕切られていて、隣を意識せず身体を洗うことが出来るんですよ。これ、結構嬉しいですよね。泡やお湯が飛んだりしないか気を遣わなくていいのはとても気楽です。

ゆっくり身体を洗ってまずは石造りの内湯へ。こちらも源泉を引いた美肌の湯なので、身体を温めながらすでにお肌がとぅるんとぅるんになっていきます。

 

うう、めっちゃ気持ちいい…………

 

それから露天風呂へ廻り、星を見ながら美肌の湯を堪能する頃にはもう…………

 

とぅるんとぅるんMAX!!!!! さすがph9.01だよ、『星音の湯』!

 

たまりませ~ん。もう、このままここで寝たいくらい。730円で帰りたくない気持ちにさせるなんてすごい! 近所のスーパー銭湯じゃ、700円分もったいないから我慢してもうちょっと入ってないとかなーなんて思うのに……

私も家族もこの感じが好きで、ついつい月1以上のペースで『星音の湯』に来ちゃってるんですよね。

 

多分、温泉成分だけなら『星音の湯』より良い温泉なんて県内にもあると思います。確か久喜の『百観音温泉』は加温なしの源泉掛け流しだし、入るだけでわかるほどとっても泉質がいいです。『星音の湯』はそもそも加温の循環式ですしね。

『星音の湯』の良いところは、泉質と、徹底的にリラックスを促してくる空間演出です。

星音の湯、天の川

星音の湯、天の川

ここは『星音の湯』の館内にある中庭です。

中央は天の川と名付けられた小さな川なのですが、こんな感じで星をイメージしたライトアップがされています。右手の緋毛氈が敷かれているところの上の方には畳敷きの間があって、そこで湯上りに横になって風に当たれるようにできてるんですよ。画像には写っていませんが、これを撮った時も男の方3人がうたた寝をされていました。

なんかこの空間、プラネタリウム観てるときみたいに静かにリラックスできますよね。

別にそうおしゃれな照明とかデザインでもないんですけど、なんだか癒されてしまう。この感じが『星音の湯』の魅力なのではないでしょうか。

 

さぁ、年末でお疲れの皆様。今夜あたり、夜のドライブがてら『星音の湯』で癒されてみませんか?

*記事の内容は2015年12月現在の情報です。利用料金や開館時間、設備などは変更されている可能性がありますので、詳しくは各施設の公式HPなどをご確認ください。



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