世界の皆様、埼玉からお久しぶりにこんにちは、Captain Tabbyです。

 

もう今月も終わりますねぇ~。ただでさえ短い2月、忙しくしていたらあっという間にこんな日付になっておりました。

お正月がもはや遠い記憶ですよ……

このBLOGも何とかして更新したかったのですが、Captain Tabby……この2月、ほとんど埼玉を出歩いていませんでした。

時々大宮辺りで買い物をするくらいの、なんのネタにもならない日々ですよ。都内ではうろちょろしていたんですけどね。

この「都内うろちょろ」の件はそのうちまた別の記事でお知らせすることとして、今日は忘れないうちに先日Instagramでも画像を上げました北本のパン屋さんについて書いてみようと思います。

 

今回ご紹介するのはまたまた北本の雄、『清水ショッピングセンター』の一角にあるパン屋さん。

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ、外観

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ、外観

天然酵母パンのお店『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』です。

こちらは有名店ですね~。

以前記事に取り上げた苺雑貨専門店『Berry Home ベリーホーム』カフェ『コーヒーとタイヤキのカラク』同様、『清水ショッピングセンター』に軒を連ねる小さなお店ですが、おそらくこちらの商店街で一番知名度のあるお店だと思います。

見た目も、どうですか?

ウッディな温かみのある外観で、まるで絵本に出てくるパン屋さんのようですよね。何屋さんか知らなくても思わず近寄りたくなるようなお店です。

でも、ルックスだけじゃないんですよ!

『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』はそれこそ「絵本の中のおいしいパン屋さん」に期待する味と見た目そのものを提供してくれるパン屋さんなんです。

 

皆様の天然酵母パンってどんなイメージですか?

すっぱい、固い、プレーンすぎて物足りない……

そういう天然酵母パンもありますよね~。

トーストしたり、バターやはちみつなどをつけたり、または何か食事に合わせて食べたりすることでまったく印象が変わりおいしくなるのも天然酵母パンの魅力ではあるのですが、パンだけを食べてもおいしい天然酵母パンってやはりそうそうないです。

だから、そんなにおいしくないものまでまとめて「天然酵母パン最高!」と礼賛するのは逆にダサい。

私はそう思っています。

大体、天然酵母天然酵母と言ったって、ドライイーストで知られているイースト菌だって元々はその辺の空気中に存在する天然酵母だし、東急ハンズなんかで「天然酵母」として売られている「白神こだま酵母」も工場で培養して粉末状にされているんですからね~。菌が違うだけでドライイーストと根本的には同じですよ。

イーストを使っているパン屋さんにも、自家製天然酵母を売りにしているパン屋さんにも、おいしいところもあればイマイチなところもある。それだけじゃないでしょうか。

食べておいしければイーストのパンもいいし、天然酵母のパンもいい。

素人のパン好きである私はシンプルにそう思います。だって、渋谷のVIRONのイーストで作ったバゲットもおいしいし、松戸のZopfの自家製天然酵母を使ったリュスティックも、両方おいしいですもん。

だから、「天然酵母のパンをおいしいと感じる人こそ味がわかる」とか、「イーストパンしか食べないからパンをわかってない」とか言う人は頭が固い! もっと自由においしいものを食べたらいいのに、と言うのが私の意見です。

で!

イーストのパンも天然酵母のパンも平等に愛する、そんな私が「ここのパンは天然酵母パンで、とてもおいしいパンだよ!」とおすすめするご近所のパン屋さんが『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』なのです。

そう、都内まで行かなくてもナイスなクオリティのパンを食べられるお店が北本にはあるんですよ!

 

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフのパン、パン!

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフのパン、パン!

はい、もう文字より実物!

ご覧ください、『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』かわいいパン、パン、パンでございます。

手前の大きなパンが「厚焼きフォカッチャ オリーブとパンチェッタ」、右手奥が「かぼちゃのデニッシュ」、左手奥が「レモンクリームチーズ」です。

もう、全部おいしかった!!

まずは厚焼きフォカッチャ。これはザクッとした歯切れのフォカッチャにしみたオリーブとパンチェッタの旨味がお酒のアテにもいい魅惑の一品でした。食べ終わってすぐ「他の種類のフォカッチャも食べたい!」と思ってしまうおいしさです。

続いて「かぼちゃのデニッシュ」。こちらはバリバリサクサクのデニッシュ生地にたっぷり詰まったかぼちゃペーストが裏切らないお味です。午後のおやつにおすすめ。

そしてそして!

私の本命は「レモンクリームチーズ」ちゃんです!

何の気なしに買ったこのパンが一番好みでした。

このパンはケーキ生地とパン生地がひとつのパンの中でちょうどいい甘さを作り出すバランスで仲良く同居していて、その生地のおいしさをほのかなレモンの風味と酸味がさわやかなクリームチーズが飾っている「おしゃれ上級者」なのです。さりげないけどセンスがいい!

Captain Tabby、「レモンクリームチーズ」ちゃんが大好きです!

 

……と、味についてばかり語りまくってしまいましたが、これら『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』のパンは全部天然酵母パンです。

大手パン店のパンには大体入っているというイーストフードにアレルギーがある人などは天然酵母というだけで魅力が増すものですが、私にとってはおいしければイーストのパンも天然酵母のパンもフィフティ・フィフティ。

天然酵母と言う要素抜きにしても『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』のパンはおいしいです! 場所柄もあるのでしょうが、気取り過ぎず、子供もオバチャンもみんなが素直においしいと言えるパンですよ。

 

もしあなたが「天然酵母のパンはちょっと苦手だな~」と思ったことがありましたらぜひ! 一度『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』のパンを食べてみてください。

イースト、天然酵母のくくりを取り払っておいしいパンに出会えます。

そしてお気に召したら今度はぜひ、あなたのお友達の「天然酵母パン至上主義」の方にも食べさせてみてください。

「パンはおいしいが正義!」

この一言で解り合えること必至です。

 

ところで、上の画像でお気付きかと思いますが、『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』では15時までの時間限定で、ドリンクを別途注文すると店内のカフェスペース『MOOSE CAFE ムースカフェ』で購入したパンをいただくことができます。

明るい木のインテリアでまとめられたかわいらしいカフェスペースは居心地抜群な空間です! しかも、スペース内にはセルフサービスで使える業務用のトースターが置いてある充実ぶりなんですよ。

MOOSE CAFE ムースカフェ

MOOSE CAFE ムースカフェ

どうですか~。この素敵っぷり!

広い木製テーブルにさりげなく生けられた花、天井まで届く高い書架に並ぶたくさんの本。

小学生の頃大好きだった学校の図書室みたいでときめきMAXです!

しかも置いてある本がまたいちいちかわいらしいんですよ。

子供から大人まで楽しめるような絵本からおしゃれな写真集まで、このスペースにいる間は退屈することなどありえませんというラインナップです。

よくよく見てみると星野道夫さんの写真集が何冊もありました。もう20年近く前に亡くなられた方ですが、今も人気のある探検家、動物写真家ですよね。私も子供の頃から何冊も写真集を読みました。『Yellow Knife イエローナイフ』『MOOSE CAFE ムースカフェ』という店名と言い、きっとこちらの店主さんはオーロラや北極圏の動物が好きなんだろうな~。

こんな風に店主さんの「好き」や「こだわり」の見える空間は、まとまっていて居心地がいいです。

 

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ、店内

Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ、店内

そしてこちらは『MOOSE CAFE ムースカフェ』から『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』を見た画像。

奥に見えるカウンターがパンのショーケースです。小さなお店がぎゅうぎゅうになるほどパンが並んでいました。

並んでいたパンは画像がなくてお見せできませんが、この景色! かわいいですよね~。

画像中央に写っている恐竜のパン屋さんの吊り下げ看板がたまらなくキュートです。

しかもしかも。

この日はとても寒かったのですが、カフェを利用したいと申し出たら、お店の方がだるまストーブに火を入れてくださいました。

目からあったかい懐かしのだるまストーブ!

もう我が家にはないけれど、子供の頃の冬は朝からこの子に懐きまくっていたなぁ……

恐竜ちゃんと言いだるまストーブと言い、たまりません、この雰囲気の良さ。Captain Tabbyなら3時間くらい平気で座っていられますよ。北本じゃないみたい~。

……って、この台詞、幸手の『cimai シマイ』でも言ってたかも。

 

どちらも甲乙つけがたい埼玉の有名パン店ですが、『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』の方がより親しみやすくて地域密着型のお店かなと思います。カフェスペースも広いですしね。

それに『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』はお値段がすごく安いんですよ。

私がこの日買ったパンはみんな300円以下で、パン3つにコーヒーを入れても合計金額890円でした。ナイス!

この価格帯もあって、毎日訪れる地元マダムがメインの顧客という感じですね。私ももう少し家から近かったら週一くらいで通いたいですもん。

 

『cimai シマイ』『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』も、どちらも本当に素敵なお店です。

埼玉県民でパン好きならここははずせないお店ですね。おすすめです!

 

ただしこの『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』、当然ながら地元で大人気のお店でして、お昼過ぎになると随分ショーケースが寂しくなります。特に食事系の食パンは人気で売り切れも早いので、色んな種類のパンを試してみたいという方は早めの来店をおすすめします。

また、『Bake House Yellow Knife ベイクハウス イエローナイフ』では酵母の状況によってパンの出来上がりが変わってくるため、それに合わせて営業時間も変更されます。2016年2月末の営業時間は月~金6:00~17:00、土6:00~15:00で日曜休業となっていますが、酵母の動きが弱い時などは営業時間が短縮されたり、まったく休業になってしまったりということがあるので、いらっしゃる時はお店の公式サイトやFaceBookなどで営業時間をご確認されると良いかと思います。

 

*記事の内容は2016年2月現在の情報です。商品、店舗の状況は変更されている可能性がありますので、詳しくはお店の公式HPなどをご確認ください。



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